先日はエコキュートの仕組みについて書きましたが、
仕組みがわかったところで、それがどうした?という方もおられると思います。
なので今回は、エコキュートの上手な使い方を紹介します。
前回も書いた通り、エコキュートは貯蓄タンクにお湯を貯めて
それに水を混ぜて温度調整したものをお風呂などで使いますが、
そのお湯を貯めすぎて無駄になったり、
使いすぎてなくなったり(湯切れ)しないよう気を付けなければなりません。
基本的には電力需要が少ない夜にお湯を貯めますが、
エコキュートはその家庭のお湯の使用量を学習して
その家庭に合っただけのお湯を貯めておいてくれる
「おまかせ」モードというのがあります。
エコキュート自身で考えてお湯を貯めておいてくれるので
普段は湯切れの心配もなく、無駄なく安心して使えます。
お出かけや旅行、夏場の暑い日などお湯をあまり使わない日は
夜間のみお湯を沸かす設定や休止に切り替えましょう。
メーカーや機種によっても違ってきますが
過去の使用量を確認しながら、
ご家庭に合った設定をするのが一番効率の良い使い方です。
そして、何度も書いたように、お湯に水を混ぜて使うので、
高温の設定よりも
使いたい温度に設定しておけばお湯を沸かす電気や水を減らすことが出来ます。
あとは、
・お風呂に入るときはなるべく間隔をあけず、できればみんなまとめて入る。
・浴槽に貯めるお湯は必要以上に貯めない。
・蛇口やシャワーはこまめに切る。
などお湯を必要以上に使わなければ、貯蓄タンクに貯めておくお湯も少なく済みます。
これは節水にもなりますね。
エコキュートをうまく使えば使うほど節電、節水、そして、エコ。
ぜひ、エコキュートを使いこなしていきたいですね。